講座中止→講師メンバーでイワナ釣り

増水により日野高校生向け釣り講座が中止になってしまいました。
何とか出来るかと前日まで粘りましたが、水位が下がらず。こればっかりはどうしようもありません。

講師を2名クラブ内でお願いしていましたので、皆お休みを取って下さっています。
いきなり暇になりました。
せっかくなのでイワナ釣りでも楽しみましょうと源流イワナ釣りを皆で楽しみました。


朝7時半に全員集合。
林道を走り少し歩いて入渓します。
前半は鳴かず飛ばずで、先行者の雰囲気が色濃かったのですが、午後からは小型ではありますがイワナさん入れ食い状態に。
3人とも魚の写真を撮っていて誰も釣っていないとか(笑)そんな時間帯もありました。
活性が高いとこうなる時もありますよね。
たまの良い釣りを皆で楽しみました。

色々と上手くいかなくて落ち込んだりしておりましたが、
皆で騒いでイワナと遊んで、かなり気分も回復。

来週半ばの個人レッスンも一生懸命努めようと気分一新しました。

画像を2枚アップしていますが、下流と上流で明らかな違いがあるのを見て取れます。
純ネイティブは色の濃いほうです。
色の白いのは保障放流の末裔だと思われます。


代案や提案が無い時は人や事柄を責めてはいけない。
この言葉は僕のモットーなので、原因の事象を責めるために公開するわけではありませんが、
以下の画像を見て何とも思わない渓流釣り師は居ないと思います。
川が死んでいます。再生産もわずかしか行われず、魚の平均サイズも相当小型化しています。
持続可能であると大きく謳った産業であるはずなのに、川に大きな負担をかけていますね。
産卵が不可能な渓流では極端に魚影が少なくなりサイズは小型化します。
大型の水棲昆虫はほぼいなくなり、堆積した砂は自然の小さなダムの働きをします。
規模が大きいので数年後には鉄砲水の災害可能性が飛躍的に上昇するはずです。
どうかお願いです、森をいじる時は最大限の配慮をお願いします。
数年後に新設の堰堤の話が出るのか、それとも放置なのか・・・・・
釣り人と原因をもたらした産業の関係者位しか立ち入らない深山でのお話でした。

完全に砂で埋まった渓、砂が分厚く堆積しその上に石が流れてきた現場。

元の水深は膝上まであったはずです。

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