2023年エコサマースクール1日目(レポート)

写真は適宜追加します。
お顔などの掲載は承諾いただいております。

日時    令和5年7月22日(土) 10時から15時まで
場所    倉敷科学センター会議室及び大ホール
参加者   受講 8名 うち子供4名
      講師 4名 FFA岡山会員
         2名 倉敷環境学習センター職員様 
内容    毛ばり作り フライキャスティングの練習
      釣りをするための事前準備と訓練。
      フライフィッシングに関する座学


朝8時半、FFA岡山会員さんが会場に集合しました。
皆さん、すでにベテラン講師といって良いでしょう。
テキパキと準備を進めます。

場所は昨年と同じライフパーク倉敷科学センター様です。
星と科学がテーマの市民交流センターなんですよ。
プラネタリウムが有名ですね。

ゴトゴトとテーブルや椅子移動してタイイングの段取りをします。


タイイング会場の中ホールとキャスティング会場の大ホールは昨年の講座の後すぐに予約されたそうです。もう何回目になるんでしょう?この会場に移ってからでも3年目?

受講者さんが到着し始めました。
まだ準備は続きますが、椅子へと案内します。
主催者さんの挨拶と各説明ののち、筆者が簡単な座学を致します。
その後すぐ各テーブルの講師主導でタイイングを始めてもらいましょう。

講師のFFA岡山の会員さん、今日は4名ですので(全員)筆者もタイイングの講師でテーブルに入ります。カディス、パラシュート、ニンフなど3本を楽しく巻いて頂きました。
筆者の担当の子はとても器用でうまく作ることが出来ましたよ。



お昼です。弁当をもさもさと食べ、すぐにロッドのセットに入ります。
大ホールに荷物を持ち込んでロッド組み立て、ヤーンの取り付けなどを黙々と。

さてさてキャスティングです。1時間半の長丁場。
このタイミングで記念撮影をしておきましょう。


初めて手にするフライロッドはどんな感想を持ったんでしょうね?
軽い?リールが変なところについていて変?パスタのように太い糸が巻いてあるね。

休憩しながら進めてまいりましょう。

撮影終了後すぐに各人で別れてキャスティング練習を開始します。
外から見るのと自分でやるのはだいぶ違いますよね。
子供は多くの言葉によるアドバイスよりもうまくループができたとき褒める。
ループが乱れたら一言だけ助言します。
あの手この手で前に飛ぶようになってきますが、きっと今日上手くいったキャスティングのこことはすぐ忘れてしまいます。
それでいいんですよ。覚えて、忘れる、また練習して覚える。身につくということはその繰り返しが必ず必要なんです。

14時半までキャスティングの練習を楽しみました。さすが6年生凄いです。
皆立派なフライキャスターになれました。
15時からは、次週の実釣の件や、倉敷毛ばり倶楽部のお話などを少しさせて頂いて、解散としました。

受講者の皆様、環境学習センターの職員の皆様、FFA岡山の講師参加の皆さん、お疲れさまでした。


あとがき的にすこしだけ(毎年書きます)
お一人のお子さんに一人の講師。
タイイングもそうでしたが、こんなに長時間子供が集中できるのには、理由があり要因があります。
このことは、何度もブログの中でも書いていますが、”コンテンツが本物であり、導く指導者が本気”だからです。甘える相手である保護者が傍にいるにも関わらず、飽きて遊び始める子供が居ないのは、実は割とすごいことなんですよ。

釣りはレクリエーションであり遊びです。
自由な中にもルールが有り、技術的、感覚的に様々な事柄を解決することを求められる、これはなにかというと、そう!スポーツなんです。

今回のイベントでは自分の力で毛ばりを作成し、それを持って川へ行くのです。
もしその毛ばりで魚が釣れたら一生の思い出になる事でしょう。

フライロッドを携えて川べりに立つ姿を保護者の方は”別人のようだ”と称します。
いつも飽きっぽく、ゲームばかりしている子ども達、でも講座の間は、数時間集中して脇目も振らず没頭します。

来週が楽しみですね。

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