渋いヤマメのライズのち良いイワナ

今日は釣り場のはしごをして遊びました。
師とは久しぶりの同行釣行です。

ポイントに到着すると、もうライズしています。
ここに放流された”イベント放流”の魚たちは、あちこちに散らばりライズを始めています。

ヤマメが岸近くまで寄ってきてユスリカをパクパクと食べている様子が見えます。

師も到着されたので、タックルをセットして釣り開始です。
サポート役をすこし。
ちょっと釣ったら移動しましょ!と申し合わせて釣ります。
6月ごろになるとここの魚も難しくなりベテランさんも楽しめる釣り場になることでしょう。
初心者さんや釣り場の選択としてハンディキャップのある方などに特に楽しんでもらいたい。ここは、そんな大規模放流プールです。ここでは、ベテランさんはライズを見てそれを楽しむという風情のほうが、良いんじゃないかな。

釣っていると後ろで見学されているお二人の姿が。
ああ、例のお方ですね。ようこそ初心者プールへ(筆者が勝手に呼んでるだけです)気のすむまでどうぞ。
お昼前までは風もあまりなく、空は薄曇り。
魚はちゃんと出ます。かなりスレてきてはいるようですけど。
ライズを捕るのは気持ちいいですね。

お昼からは強風が始まり、雨の前であることを感じさせます。
簡単にお昼をとって移動しましょう。
次は打って変わって支流上流部へ行きます。
麓は桜が咲いていますが、ここは芽吹きもまだの早春の雰囲気。
さすがに雪は無いですね・・
流れに降りてすぐ師が良型のイワナを掛けます。
おお!いいじゃないですか。

この魚は完全ネイティブ。土着の素晴らしい魚でした。
少し釣りあがって僕にもイワナさんがヒット。
同じくらいのサイズでよく暴れるファイターでした。

リリースシーンです。

16時まで山に籠りましたが、また下山します。

そろそろイブニングが良い季節。
予想通り風もやみ、霧雨になっていました。
ライズはユスリカメインで散発。
コカゲロウのスピナーフォール。
水面にちょんちょんとガガンボ。

放流以来攻められ続けたヤマメは、少しの違和感でフライを食べません。
ティペットは8✕、22番まで落としてリスキーな釣りをしますが、魚達は気に入ってくれませんでした。浮いている毛鉤の真下でギラギラと反転するばかり。

寒いし、ミッジの釣りは辛すぎる(笑

帰りましょうか。うん、そうしようよ。

鳥取日野川のイベント放流は日野川全域に放流されています。
増殖組合単位で放流場所を決めておられて、各場所で個性がありますね。
濃密放流は鵜を呼ぶことにもつながりますし、長い時間釣りを楽しむというわけにはいかなくなります。理想は50KGづつを半年間にわたって放流し続けることです。
場所も毎年同じではなく満遍なく放つことで、鵜の被害などからの危険分散にもなりますし、魚の生き残る率は高くなるはずです。はい、理想論です。

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