始めたい人のためのフライフィッシング教室20220608(レポート)

ルアーでの渓流釣りのご経験がある方が受講されました。
白賀と自然渓流、どちらで実施するか迷いましたが、自然渓流を選択。

日時 2022年6月8日(水)7時~12時
場所 鳥取県日野川支流
参加者 1名
講師 FFA岡山会員 1名
内容 初めてのフライフィッシングを学ぶ

放流のある里川での半日の講座と相成りました。
朝7時集合で準備します。
キャスティングを拝見してから実釣りのレクチャーをはじめます。

昨年のキャスティング練習会に参加されたのが初めてのフライキャスティングだったと記憶しています。練習を重ねられ、自分で渓流でフライを投げたりもチャレンジされたようで、課題というのが割とはっきりとしています。課題を改善さえすれば、あとは魚の機嫌次第というところですね。

水量は昨日までの降雨のため+10cm。
釣り堀ではありませんから、葦に囲まれた場所でのキャスティング、やや深い場所なども歩くことになります。

増水で白く波だった場所が多いですが、ポイントが全部潰れているわけではありません。

いつものように後ろを歩かせて頂き、ライントラブルやポイント選定ミスなどに対して、レクチャーをして修正してゆきます。
時には前に出て、数投のポイントへのトリックキャスティングを見て頂いたりします。
強いドラッグを工夫して回避するだけで、チビヤマメが反応してくれています。
ポイントからの距離感と立ち位置、時間と共に変化する魚の付き場、それに呼応してのフライを落とす場所の調整と出来るだけ稼ぐドリフト距離。沢山気を配ることがありますね。

特殊なラインシステムによる問題の解決は、あまり良い解決とは言えません。
結ぶは、9ftのリーダーと、5フィート以下のティペット。
短めの3番ロッド。
これでちゃんと投げることが出来ること。魚を出すことを目標としています。
なので”ドラッグもちゃんと発生しますし、ドリフト距離も稼げないことで細切れにポイントを分割する必要も出てきます。これも大事な経験と学びだと思います。
基礎と言えるシステムを使いこなしてこそ、応用が効き始めるというものだと思いますから。

様々な媒体で良く釣れる!という文字が踊りますが、最初は最初!美辞麗句に惑わされずにスタンダードは大切にしましょう。

2時間半ほど頑張った結果。

まあまあのアマゴを釣り上げることが叶いました。おめでとうございます。
釣れてしまったのではなく、ちゃんと釣りあげられましたよ。

優しくリリースします。魚を暴れさせずに写真に収める手法などもレクチャーしました。

その後講師も少し毛鉤を投げて、2つほど魚を見てもらえました。

バーブレスのため簡単に貫通してしまっていますね・・
これはまあまあサイズ。

渓流のご経験が全くない方は、釣りになりにくいと思います。が、ルアーでもベイトフィッシングでもテンカラでも構いません、シーズン中で且つ、渓流のご経験が十分であれば、今日のような自然河川での講座もお受けすることができます。

(重要)本講座はフィッシングガイドではないので(重要)超有名支流の放流域に限定された場所での受講をお願いしています。

白賀渓谷管理釣り場での受講が色々はかどるんです(本当)
必ず魚が居てそれを目視できます。完全な自然河川とはいえ比較的安全な足場、大きな淵が連続する釣りやすい環境。レンタルウエーダーを利用しなくても何とかなります。放流魚もいますが、ワイルドのアマゴもたくさん泳いでいます。
お子さんでも気軽に挑戦できます。
なので、受講のご相談を頂きました際に、ご希望は充分に考慮しますが、最終的な釣り場選定に関しては講師の判断を尊重して頂けますようお願いします。

次の講座は13日の予定です。

7月の講座のご予約をお待ちしています。お気軽にお声をお掛けくださいね。
全くの未経験であろうと全然問題ありません。どなたでも受講することが出来ます。
講座終了後には、お一人で釣り場へ遊びに行けるまでになりますよ。

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